本日の作業工程は、「打ち出し」もしくは「叩き」と呼んでいる作業です。
「カオリンバ」の原型である、一般的に「カリンバ」と呼ばれる
「指ピアノ」は、アフリカにおいては、廃材である自転車のスポークを
再利用して作られている場合がありますが、それらは日本の風土において、
時間の経過と共に錆付いてしまうことがある為、「カオリンバ」では、
廃材ではない、製品としてのステンレス製スポークを購入して加工します。
指の爪にて弾きやすい形状にするべくハンマーで叩くのですが、
その後、「グラインダー&バフ」にて磨き上げを行うと、
ステンレス特有の輝きを放ちます。
「カオリンバ-シリーズ」の現行モデル。
「カオリンバ-サムライ-ベイビー」では、ピアノにおける
「白鍵盤:12音 / 表側」と「黒鍵盤:10音 / 裏側」の
「合計:22音 = 22本のスポーク」を使用します。
この「リバーシブル-クロマチック方式」の音数(22音)でしたら、
お好みの歌謡曲等、一般的な楽曲のメロディラインを表現 することが可能です。
「打ち出し」→「グラインダー&バフ」処理後
カオリンバ-サムライ-ベイビー