2017年12月12日火曜日

『HARPLIMBA / ハープリンバ』レポート:2017年12月9日

私の住む「静岡県焼津市」は、
大井川に航空自衛隊の静浜基地がある為、
朝7時過ぎくらいから軍用機が頻繁に飛び交い、
その騒音で起こされることが多く、
ある朝、いつものように、その騒音で起こされました。

もう少し寝ていたかったので、耳栓をして、
さらに、防音用イヤーマフを装着し、二度寝を試みました。
しかし、思ったようには寝付けず、ふと、枕元に置いていた
自作によるオリジナル楽器「HARPLIMBA / ハープリンバ」(※注1) 
の本体を「噛んで」奏でてみたところ
普段聴いている音とは別の感覚で「音=振動」を感じたのです。

ほぼ無音に近い状態でありながら、脳内に響き渡る心地良い「音=振動」
あれ!?これは、もしかしたら「聴覚障がい者」にも
この「音=振動」は伝わるかもしれない。直感で、そう感じ
二度寝を諦め、Googleにて
「聴覚障害、楽器」で検索してみると、
「聴覚障害の壁越えセッション 音を振動で伝える楽器開発」
という興味深いレポートが
(↓)

発案&製作者「金箱淳一」氏にメールを送ってみると、
近日、浜松にてワークショップを行うとの案内をいただき、
当日、「HARPLIMBA / ハープリンバ」を持って伺いました。
(↓)

金箱氏の現在の研究テーマは「耳以外の感覚器で音を利く」とのことなので、
今後、「HARPLIMBA / ハープリンバ」ともリンクして展開していく。
そんな予感がしました◎

『金箱淳一』氏→Facebook
「聴覚障がいには、様々な「聴こえのレベル」があると思いますが、
そのような障がいを持ちながらも「楽器」を奏でてみたい。という方に、
「HARPLIMBA / ハープリンバ」の「音=ヴァイブレーション」が届いたなら、
製作者冥利に尽きる体験と考えています。
今後の展開、お楽しみに!

「HARPLIMBA / ハープリンバ」を試奏中の金箱氏。
(歯ープリンバ!ですね。可能性を理解していただいて嬉しいです!)

(※注1)
『HARPLIMBA / ハープリンバ』とは...
アフリカの『KALIMBA / カリンバ』をベースに製作されたオリジナル楽器。
特徴は、付属のレンチにて、
『1音づつの個別によるチューニングが可能』であるということ。
奏法的には、本体に設置された金属棒を、
通常の上から下へと弾いて音を出す方法とは別に、
横からスライドさせて弾き、『ハーモニー:和音』を
『ハープ』の様な優雅なサウンドにて表現することが可能なオリジナル楽器。


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