「心音浴コンセプト資料」
— Heart Resonance Project —
1. イントロダクション
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「心音」は、生命が最初に持つ宇宙リズム。
「心音浴」は、それを思い出し、中心に戻り、
人生のテンポを取り戻すための体験。
それは生命の鼓動であり、個人のリズムであり、
宇宙から与えられた固有の振動です。
**心音浴(しんおんよく)**は、
この固有振動を“音として聴く”だけでなく、
身体で感じ、心の中心に戻るための
体験メソッドです。
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2. 心音浴とは何か
心音を録音し、
サブウーファー椅子(心音椅子)を通して
「音 × 体感振動」として再体験する技術です。
▪️自分自身のリズムを思い出す
▪️筋肉や神経が“自分のテンポ”に整う
▪️思考が静まり”マインドフルネス状態”に入る
▪️セルフコンパッション(自己受容)が生まれる
心音浴は、音楽鑑賞ではありません。
一般的なリラクゼーションとも異なります。
**“自分自身にチューニングする行為”**です。
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3. 心音が持つ科学的背景
● 1)身体のリズムそのもの
心音は1/f ゆらぎを含み、
交感・副交感神経の調整に働きかけます。
その振動は、外音よりも
「自己情報」を多く含むため、
心と身体の安心反応(セーフティシグナル)
を生みます。
● 2)低周波×振動の神経系への効果
30〜80Hzの心音倍音は、
▪️ガンマ波誘発
▪️不安の軽減
▪️集中力の向上
などに関係し、
すでに学術研究でも注目されています。
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4. 心音浴が生み出す3つのコア効果
✔ 1. センタリング(中心軸の回復)
心音は“自分の最も深いところ”にある音。
その振動に触れることで、
ミスチューニングされた心身の軸が戻ります。
✔ 2. グラウンディング(安心の回復)
不安・緊張・過集中が緩み、
「いま、ここ」に戻る体験が自然に起こります。
✔ 3. リズムの再獲得(自律神経バランス)
頑張りすぎ・考えすぎ・情報過多
で乱れた身体のテンポが、
心音の振動で本来のリズムに再調整されます。
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5. 活用領域(教育/ウェルネス/アート)
「 教育」
▪️情緒の安定
▪️集中力の向上
▪️自律神経の調整
▪️発達支援への活用の可能性
「健康・福祉」
▪️認知症ケア
▪️不安障害・睡眠問題のサポート
▪️高齢者ケア
▪️心のリハビリテーション
▪️ウェルネス
▪️マインドフルネスの導入
▪️ストレスリセット
▪️セルフケア習慣の確立
「アート&パフォーマンス」
▪️ライブ演奏と心音の融合
▪️身体表現(ダンス/武道)とのコラボ
▪️参加型インスタレーション
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6. 心音浴の体験プロセス
▪️1. 心音の録音
高精度マイクで心臓の鼓動を収音。
▪️2. 心音の増幅・音響化
深い呼吸と同期しやすい、最適なレベルに調整。
▪️3. 心音椅子での体感(約5〜10分)
重低音として“自分の鼓動の振動”を
骨伝導で感じる。
▪️4. センタリング・タイム
呼吸が落ち着き、思考が静まり、
自己の中心へ戻る。
▪️5. アフター・チューニング
日常に持ち帰るリズムの言語化・ガイダンス。
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7. 心音浴がもたらす未来像
心音浴は、
一般的なリラクゼーションの枠を超えます。
それは、“ひとり一人が、
自分の宇宙のリズムを
取り戻すための文化であり、
教育、医療、芸術、福祉、スピリチュアル領域
にまたがる
新しい心身調律インフラとなる
可能性を持っています。
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8. 提供者の役割
私(金森光平)は、
音と身体、生命のリズム、
そして人類の記憶をつなぐ
“心音表現者/心音調律家”として活動。
▪️心音椅子の開発・運用
▪️心音浴ワークショップ
▪️心音×音楽のライブ表現
▪️教育・医療機関との共同研究
▪️アートプロジェクト「心音楽」の展開等
心音から始まる
“生命讃歌”の文化を創造しています。
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まとめ(最終コンセプト)
心音は、生命が最初に持つ宇宙リズム。
心音浴は、それを思い出し、中心に戻り、
人生のテンポを取り戻すための体験である。
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◉ 金森光平 (STUDIO HEART♡BEAT)
心音アーティスト/サウンドヒーリング実践者。
伊勢神宮・出雲大社の水音等のフィールドレコーディング、100名以上の心音CD制作など、“生命のリズム”と“自然界の響き”を融合した独自の表現活動を展開している。密教的音霊観、身体感覚、宇宙観を統合し、心音椅子(体感型スピーカー)を用いて、人々の「内なる音」を目覚めさせるワークショップ〈心音浴〉を開催中。
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画像左 / 森に設置された心音椅子
