2018年5月15日火曜日

『HARPLIMBA / ハープリンバ』レポート:2018年5月14日

自作によるオリジナル楽器「HARPLIMBA / ハープリンバ」を、
「歯で噛んで」演奏した際の、
“この音楽的な心地良い振動は、聴覚に障がいを持つ方にも伝わるのでは”
と感じた体験による、

第一回目の『HARPLIMBA / ハープリンバ』レポート:2017年12月9日

この楽器の可能性を確認する為、
東京新橋にて、2017年12月18日、
ボサノヴァギタリストとして活動している”鈴木篤”氏にお会いし、
試奏していただいたのですが、

第二回目の『HARPLIMBA / ハープリンバ』レポート:2017年12月19日

その後、モニターとして使用していただいた所、
鈴木氏から「寝る前にちょっとかじると良い感じです!」との、
新たなご感想をいただきました。

鈴木氏は、片方の耳から聞こえる音は「ヘリウムガス」を使って話した様な
「歪んだ音」に聞こえると例えられていたので、
「HARPLIMBA」が、就寝前の「リラクゼーション」として
活用していただけていことを知り、製作者として嬉しく思いました。

さて、今回のレポートでは、「HARPLIMBA / ハープリンバ」を、
『歯で噛んで』演奏する際の方法と、
新たな楽しみ方について、ご紹介したいと思います。


本体の「面取りした箇所:凸部」を、歯で噛んで演奏しますが、
「紙ナプキン」を当てると衛生的です。

さらには、その「ナプキン」に「アロマ=天然精油」を浸すと、
「アロマテラピー効果」として、「嗅覚からの癒し」も体験できます。

※アロマ(天然精油=エッセンシャルオイル)をご使用の際には、
メーカー添付の使用説明書をよく読んで使用してください。

 「HARPLIMBA / ハープリンバ」は、
「爪」を使用すると「良い響き」を得られます。
通常の奏法ですと「親指の爪」を使用します。
「歯で噛んで」演奏する際は
「人指し指の爪」があると良い響きが得られると思われますが、
弾きやすければ、どの指を使用しても良いでしょう。

「HARPLIMBA / ハープリンバ」は、比重の大きい(硬く重い)木材を本体に使用し、
2mm厚の太いスポークを弾いて奏でる為、振動がとても強く、
人体や、布団、机等を共鳴体にして奏でると、
その共鳴物ならではの響き方で体感できる。という音響的特徴があるので、
奏でる場所や奏者によっては、従来の楽器のとは異なる可能性が見えてきます。

今後も、体験者からのご感想も含め、
「HARPLIMBA / ハープリンバ」の可能性をご紹介していけたらと考えております。

「聴覚障がい」には様々な「聴こえのレベル」があると思いますが、
そのような障がいを持ちながらも「楽器」を奏でてみたい。という方に、
「HARPLIMBA / ハープリンバ」の「音=ヴァイブレーション」が届いたなら、
製作者冥利に尽きる体験と考えています。今後の展開、お楽しみに!

画像 (右上から) 金箱淳一氏、鈴木篤氏、Jimi Hendrix氏

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